豪姫 略歴
豪姫の生涯
豪姫は、戦国の荒波に揺れる中で、仏法に帰依した尊い女性でした。
前田利家の娘として生まれ、豊臣秀吉の養女として育ちました。
宇喜多秀家と結婚しましたが、関ヶ原の戦いで夫は敗北し、八丈島に流刑となりました。
豪姫は夫や子供たちと離ればなれになりましたが、金沢に移り住み一心にお念仏をとなえる日々でした。
1634年に住生した彼女の法名は樹正院殿命室寿晃大禅定尼です。
葬儀は大蓮寺で行われました。
墓所は野田山墓地にあります。
豪姫は大蓮寺と深いご縁がある女性でした。彼女の生涯や思いは、今もなお多くの人に仏法の教えを示しています。
生年月日 | 1574年(天正2年)誕生月は7月頃と言われている |
出身地 | 尾張国(おわりのくに:愛知県西部)の荒子(あらこ) |
家族構成 | 父・前田利家 母・まつ(芳春院) 兄弟・前田利長・前田利政・前田利常 夫・宇喜多秀家 子・宇喜多秀高・宇喜多秀継・理松院(貞姫) |